PDRNスキンケアガイド:成分・選び方・使い方

執筆:PYDERIN · 更新日:

PDRNはどのような成分で、スキンケアを選ぶときに何を確認すればよいのでしょうか。研究と製品情報を読み分けながら、毎日のケアに合うクリームを比較するためのポイントをご紹介します。

PDRNとは?

PDRNはポリデオキシリボヌクレオチド(polydeoxyribonucleotide)の略で、DNA断片の混合物です。サケやマスから精製したDNAを使った研究があり、「サーモンDNA」と呼ばれることもあります。[1]

PYDERINの製品では、DNA成分は全成分表示のDNA-Na(Sodium DNA)として確認できます。ほかの配合成分も含め、購入する製品の詳細ページとパッケージの表示を確認してください。

成分の研究と、製品の試験を区別しましょう。肌に塗る化粧品と注射で用いる医療用製剤では、処方や届け方が異なります。一方の研究結果だけで、もう一方にも同じ効果があるとは判断できません。

PDRNはどのように研究されている?

実験研究では、PDRNの作用とアデノシンA2A受容体を介したシグナル伝達、細胞が核酸の材料を再利用するサルベージ経路との関連が検討されています。これらは、組織修復に関する研究で示されている生物学的な仕組みです。[1]

研究で扱われる作用と、製品選びで確認したいこと

PDRNの研究では、組織修復、コラーゲンに関連する反応、炎症などが調べられています。ただし、結果は使用した製剤や試験条件に対応するものです。[1]スキンケアの説明を読むときは、実際に何を測定したのかを確認しましょう。

このように読み分けると、成分について分かっていることと、購入する製品で確認されていることを整理できます。

PDRNとほかのスキンケア成分を比較

成分ごとに役割や研究の対象は異なります。成分名だけで決めず、製品全体の処方や使用目的を比較するための目安にしてください。

成分の役割・研究対象と、選ぶ際の確認事項
成分役割・研究対象確認したいこと
PDRN組織修復などの研究に使われるDNA由来の成分。[1]その塗布製品の処方と使用目的を裏付けるデータ。
レチノール小じわや肌の色むらなどを対象に使われるビタミンAの一種。[2]濃度、使用方法、肌との相性。乾燥や刺激が出ることがあります。
ペプチド一部の特定のペプチドは、小じわの見た目について研究されています。[3]ペプチドの種類と製品の処方。ある種類の結果をすべてのペプチドに当てはめないこと。
ヒアルロン酸うるおいを与えるスキンケアに使われる保湿成分。[4]保湿剤全体の使用感と、自分の肌に合うかどうか。
ナイアシンアミドビタミンB3の一種で、肌の色むらやキメの見た目について研究されています。[5]試験した濃度、製品の処方、測定された結果。

PDRNとレチノール、どちらを選ぶ?目的と具体的な製品によって判断が変わります。PDRNクリームがレチノールの代わりになるとは限らず、PDRN配合というだけで低刺激とも判断できません。新しい製品は少しずつ取り入れ、一度に多くの製品を増やさないようにしましょう。[6]

PDRNクリームを選ぶときの4つの確認事項

  1. 成分名と原料の由来。全成分表示を確認します。純度の数値がある場合は、どの原料について、どのように測定した数値かを確認しましょう。
  2. 濃度と表示の基準。%やppmが、配合原料の混合液を示すのか、完成品中のDNA成分を示すのかを確認します。同じ基準の数値で比較することが大切です。
  3. 処方と根拠。ほかの配合成分、使用方法、完成品の試験結果を確認します。分子量の数値だけでは、クリームを肌に塗ったときの性能は分かりません。
  4. 製品と説明の一致。製品名、容量、ラベルを公式情報と照合します。特定の働きが表示されている場合は、その製品と表示内容に対応する資料を確認しましょう。

試験情報は、対象の処方、参加者の条件、試験期間、測定結果が分かると比較しやすくなります。成分に関する一般的な論文は、その成分を含むすべての製品の試験報告ではありません。

PDRNクリームの使い方とスキンケアの順番

まず、使う製品のラベルに記載された使用方法に従ってください。下記は基本的な組み合わせの例です。化粧水や美容液は必須ではありません。処方薬を使っている場合は、塗る順番も含めて医師の指示を優先してください。[6]

  1. 洗顔。やさしく洗い、タオルで押さえるように水分を拭き取ります。
  2. 化粧水を使う場合。製品の使用方法に従い、肌に合うものを使います。
  3. 美容液・アンプルを使う場合。各製品の指示に従って使います。同じラインの製品をすべてそろえる必要はありません。
  4. クリーム。ラベルに記載された量と頻度を守ります。刺激が出た場合は、使用を見直してください。
  5. 日中の紫外線対策。UVA・UVBを防ぐSPF30以上の日焼け止めを取り入れ、その製品の使用方法に従います。[4]

新しい製品を広い範囲に使う前に、米国皮膚科学会の案内を参考に、狭い範囲で試してください。赤みやかゆみなどの反応が出た場合は使用を中止しましょう。[7]

肌の状態や目的に合わせて選ぶには

年齢やPDRNへの関心だけで、合う製品が決まるわけではありません。処方、使用方法、実際の肌の反応を確認しながら選びましょう。

PYDERIN・REJUVUSTERのクリームを比較

PYDERINにはクリニック・病院向けのラインと、薬局向けのREJUVUSTERラインがあります。下の表には公式製品カタログの情報を掲載しています。全成分や詳しい説明は、各製品ページをご覧ください。

主な配合成分・容量・取扱先の比較
製品掲載されている主な成分容量取扱先
REJUVUSTER PDRN リジュビネイティング クリームPDRN 10,000ppm, パンテノール, セラミド, エクトイン25mL提携薬局
PDRN リフト クリームPDRN 20,000ppm、パンテノール、7種のコラーゲン、アセチルヘキサペプチド-830mL提携クリニック・病院

取扱先を探す

公式の検索ページで、韓国のPYDERIN提携クリニック・病院とREJUVUSTER提携薬局を探せます。訪問前に、希望する製品、容量、価格、在庫を各取扱先に確認してください。

よくあるご質問

PDRNとは何ですか?「サーモンDNA」と呼ばれるのはなぜですか?
PDRNはポリデオキシリボヌクレオチドの略で、DNA断片の混合物です。研究にサケ由来の原料が使われていることから「サーモンDNA」と呼ばれることがあります。購入する製品の全成分表示と原料由来の説明を確認してください。
PDRNクリームとPDRN注射は同じものですか?
クリームは肌の表面に塗る製品で、注射は医療行為です。製剤、使用方法、目的が異なります。注射による治療の結果が、そのまま化粧品のクリームにも当てはまるわけではありません。
PDRNとレチノールはどちらがよいですか?
すべての人や目的に共通する答えはありません。気になる点と、個々の製品について示されている根拠を比較してください。レチノールでは刺激が出ることがあり、PDRN配合という表示だけで敏感肌に合うとも判断できません。
PDRNクリームを選ぶときは何を確認すればよいですか?
全成分、濃度や純度の数値が何を示すか、製品名と容量、説明を裏付ける試験情報を確認しましょう。使用方法を読み、取扱店を確認して購入してください。
PDRNのppmが高いほどよい製品ですか?
同じ原料を同じ基準で測った数値かどうかが重要です。配合原料の混合液の濃度なのか、完成品に含まれるDNA成分の濃度なのかを確認してください。濃度の数値だけでは、製品全体の性能は判断できません。
レーザーなどの施術後にPDRNクリームを使えますか?
施術を担当した医師のアフターケアの指示に従ってください。使いたい製品を具体的に伝え、使用できるか、いつから使うかを確認しましょう。施術直後や傷のある肌に、化粧品を自己判断で使わないでください。
PYDERINとREJUVUSTERの違いは何ですか?
PYDERINにはクリニック・病院向けのスキンケアラインがあり、REJUVUSTERは薬局向けのラインです。配合成分、容量、取扱先は、比較表と各製品の詳細ページで確認できます。
PYDERINやREJUVUSTERはどこで買えますか?
このページから公式の提携クリニック・薬局検索をご利用いただけます。掲載先は韓国の店舗・医療機関です。訪問前に、希望する製品、容量、価格、在庫を取扱先へ確認してください。

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参考資料

以下は、成分やスキンケアに関する一般的な説明の参考資料です。PYDERIN・REJUVUSTERの完成品を対象とした臨床試験ではありません。

  1. Squadritoほか(2017):PDRNの薬理作用と臨床使用に関する総説(英語)
  2. 米国皮膚科学会(AAD):レチノイドとレチノールについて(英語)
  3. Robinsonほか(2005):パルミトイルペンタペプチド配合製剤の研究(英語)
  4. 米国皮膚科学会(AAD):肌に合う保湿剤の選び方(英語)
  5. Bissettほか(2004):ナイアシンアミドと肌の見た目に関する研究(英語)
  6. 米国皮膚科学会(AAD):スキンケア製品を使う順番(英語)
  7. 米国皮膚科学会(AAD):新しいスキンケア製品を試す方法(英語)