PDRNスキンケアガイド · ルーティン
悩みより肌タイプから。PDRNルーティンの組み立て方
午後になるとテカる肌と、洗顔後すぐにつっぱる肌とでは、同じクリームを塗っても感じ方が違います。まず肌タイプを確かめ、タイプと悩みを組み合わせてルーティンを組み立てる方法をまとめました。
結論から言うと
ルーティンは、悩みより肌タイプを見て組み立てたほうが肌に合います。同じ悩みでも、脂性肌は皮脂や毛穴から、乾燥肌・敏感肌は水分が逃げやすいことから始まっている場合が多いためです。
脂性肌は過剰な油分を取り除き、乾燥肌は足りない水分と油分を補い、敏感肌はまず塗るアイテムの数を減らしましょう。PDRN製品は、その方向に合った剤形と、一緒に配合された成分を見て選べば大丈夫です。
まず自分の肌タイプを確かめる
米国皮膚科学会(AAD)は、肌タイプを大きく脂性肌、乾燥肌、混合肌、普通肌、敏感肌に分けています1。家庭では、よく次のような方法で見当をつけます。マイルドな洗顔料で顔を洗い、何も塗らないまま30分ほどおいてから、額、鼻、頬を順に観察してみてください。
| タイプ | 洗顔30分後 | ふだんの感じ |
|---|---|---|
| 脂性肌 | 額、鼻、頬まで全体がテカる | 午後になるとメイクが崩れ、毛穴が目立つ |
| 混合肌 | 額と鼻だけテカり、頬はさらっとしているか、つっぱる | 部位によって必要なケアが違う |
| 乾燥肌 | 顔全体がつっぱり、角質が目立つこともある | 洗顔直後に何か塗らないと落ち着かない |
| 普通肌 | テカリもつっぱりも目立たない | 季節の変わり目だけ少し変わる |
| 敏感肌 | つっぱったり、チクチクしたりすることもある | 新しい製品や香り、角質ケア製品でピリピリしたり、ほてったりする |
肌タイプは固定された性質ではありません。季節や年齢、生活環境、使う製品によって変わるので、季節の変わり目ごとに一度確かめ直してみてください。自分で判断しにくい場合は、皮膚科専門医に確認してもらうとよいでしょう。
同じ悩みでも出発点が違う理由
スキンケアの悩みは、たいていいくつかに集約されます。テカリと毛穴、くすみと色ムラ、小じわ。ところが、同じ名前の悩みでも、肌タイプによって出発点が違います。毛穴が目立つことひとつとっても、脂性肌では皮脂が多いためにそう見えますが、乾燥肌では乾燥でキメが粗く見え、毛穴が浮き立って見えることもあります。肌が乾燥している日や敏感な日には、ふだんは平気な成分がピリピリと感じられることもあります。
そのため、ケアの方向が正反対になることもあります。脂性肌は過剰な油分を取り除く方向へ、乾燥肌は足りない水分と油分を補う方向へ向かいます。敏感肌は、何かを足すより、刺激になりそうなものを減らすことが先です。肌タイプを考えずにほかの人のルーティンをそのまま真似すると、期待したほど満足できなかったり、かえって肌が不快になったりすることがあります。
タイプ×悩みの早見表
下の表は、肌タイプ(行)と悩み(列)を組み合わせ、ケアの方向とチェックしたい成分をまとめたものです。成分の役割は、PDRNと一緒に使う成分で詳しく紹介しています。
| 肌タイプ | テカリ・毛穴 | くすみ・色ムラ | 小じわ |
|---|---|---|---|
| 脂性肌・混合肌 | しっかり洗って、軽く保湿サリチル酸(BHA)配合の洗顔料、週1~2回の洗い流すクレイマスク。オイルよりジェル・美容液タイプ。 | 軽い美容液と紫外線対策ナイアシンアミド配合の美容液、さっぱりした日焼け止め。 | 美容液はたっぷり、クリームは薄くアデノシン配合の美容液が中心。クリームは夜に薄く。 |
| 乾燥肌 | 削るより満たす角質ケアは週1回以下に。洗顔後すぐに保湿して、まず乾燥を抑えます。 | まず保湿乾燥した肌はくすんで見えやすい。ナイアシンアミド配合のクリームタイプ。 | パンテノール・セラミドにアデノシン保湿クリームを基本に、レチノールは低濃度から少しずつ。 |
| 敏感肌 | 洗浄はやさしく、短く洗浄力の強い製品や頻繁な角質ケアは避ける。クレイマスクも短時間で、たまに。 | まず紫外線対策酸性のビタミンCより、マイルドな剤形から。新しい製品は一度に1つずつ。 | 成分の数を絞ってレチノールより、アデノシン配合の保湿製品から。香料なしの製品で始める。 |
タイプ別ルーティン例
PYDERIN製品で組んでみた例です。すべてのステップを使う必要はなく、いまいちばん気になる悩み1つに合わせて減らしても十分です。PYDERIN製品でなくても原則は同じなので、手持ちの製品を剤形と配合成分に合わせて、同じ位置に入れてみてください。REJUVUSTER・HYDROVUSTER・CLEARVUSTERは韓国の提携薬局で、PYDERINのPDRN リフトラインとPDRN バブル クレンザーは韓国の提携病院で販売しています。薬局だけで揃える場合は、脂性肌ルーティンの化粧水は省き、夜の洗顔はマイルドな泡洗顔料で代用してもかまいません。
脂性肌・混合肌
テカリと毛穴が気になるとき
朝
- ぬるま湯で洗顔、またはマイルドな泡洗顔料
PDRN リフト トナー
HYDROVUSTER PDRN SOS ダーマ スージング セラム- つっぱる日は軽いジェルの保湿剤
- 軽い日焼け止め
夜
PDRN バブル クレンザー- 化粧水
- 美容液、クリームはつっぱる部分にだけ薄く
週1~2回
乾燥肌
つっぱりと乾燥が気になるとき
朝
夜
- マイルドな洗顔料
- 美容液
- クリームを朝より多めに
週1~2回
敏感肌
ちょっとした刺激でも肌が不快になるとき
朝
- 水で洗顔
HYDROVUSTER PDRN バリア スージング クリーム- 日焼け止め
夜
- マイルドな洗顔料
- バリア スージング クリーム
週1回、肌の調子がよい日だけ
敏感肌のルーティンには、全成分に香料の記載がない製品だけを入れました。混合肌なら脂性肌のルーティンを基本にしつつ、つっぱる頬にはクリームを少し重ねづけすれば大丈夫です。脂性肌にも保湿は必要です。油分を含まず、毛穴をふさがないようにつくられた軽い保湿剤を選びましょう。洗浄力が強すぎる洗顔料はかえって肌を刺激し、テカリを招くことがあるので、マイルドな泡洗顔料のほうが向いています2。
新しい製品を取り入れるとき
- 一度に1つずつ。いくつもの製品を同時に替えると、どれが合っていてどれが合わないのかがわかりません。
- まず狭い範囲で。腕の内側やひじの内側の10円玉くらいの範囲に、1日2回、7~10日間塗ってみて、異常がなければ顔に使います3。
- 判断は急がない。塗り心地はすぐにわかりますが、ルーティンが自分の肌に合っているかどうかは、数週間使ってみないとわかりません。2~4週間は同じルーティンを続けながら、肌の状態を記録しておきましょう。
- 毛穴をふさがないものを。脂性肌・混合肌なら、油分が少なく、毛穴をふさがないようにつくられた製品かを確認します2。
化粧品より受診を優先したいサイン
次のような状態なら、化粧品を替えるより先に、皮膚科を受診しましょう。
- 痛みのある赤いしこりを繰り返す、または跡が残るとき
- 顔がほてりやすく、赤くなった状態が数週間以上続くとき
- かゆみが強い、またはじゅくじゅくして皮がむけるとき
- ほくろやシミが急に大きくなったり、形や色が変わったりするとき
- 新しい製品を使ったあとに腫れたり、じんましんが出たりしたとき(すぐに使用を中止してください)
よくある質問
混合肌は、どのルーティンを参考にすればよいですか?
テカる額と鼻は脂性肌のルーティンのように軽く、つっぱる頬は乾燥肌のルーティンのようにたっぷりと、分けてケアしましょう。同じクリームでも、部位によって塗る量を変えるだけで違いが出ます。
脂性肌でも、クリームを塗ったほうがいいですか?
保湿は必要です。油分と水分は別のものだからです。油分の少ない軽い保湿製品を選び、クリームが重く感じるなら、美容液やジェルタイプで代用してもかまいません。
肌タイプは変わりますか?
変わることがあります。季節や年齢、生活環境、使う製品によって変わります。季節の変わり目ごとに、洗顔30分後の肌の状態を確かめ直してみてください。
敏感肌でも、PDRN製品を使えますか?
PDRNが入っているというだけでは、敏感肌に合うかどうかはわかりません。製品ごとに配合が違うので全成分を確認し、香料入りの製品は特に、狭い範囲で試してから使ってください。違和感が出たら、すぐに使用を中止しましょう。
参考文献
肌タイプと製品の使い方に関する一般的な案内資料です。製品の構成は、各製品の全成分表示をもとにしています。
この記事は、肌タイプに合った化粧品の使い方を紹介する一般的な情報であり、病気の診断や治療に代わるものではありません。肌に異常がある場合は、皮膚科専門医にご相談ください。